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イノフィス、2種のアシストスーツ

株式会社イノフィス

マッスルスーツExo-Power(左)、マッスルスーツSoft-Power

シリーズ最強の補助力&高い動き自由度

 東京理科大学発ベンチャーのイノフィス(東京都八王子市、乙川直隆社長)は外骨格型アシストスーツ2種を相次いで開発し、全国の販売代理店やマッスルスーツブランドサイト内のECショップで販売を始めた。531日に発売した「マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)」(SM2サイズ、メーカー希望小売価格は税込214500円)はマッスルスーツEveryの後継機で従来よりもスリムにし、電気不要の人工筋肉技術の改良などでシリーズ最強の補助力(27kgf)と歩きやすさの両立を実現した。
 627日に発売した新タイプの「マッスルスーツSoft-Power(ソフトパワー)」(適用身長150~190㌢の1サイズ、59400円)は動きの自由度が高いサポーター型。医療用およびスポーツ用サポーターやリハビリ関連製品など、運動器を対象とした製品を広く展開する日本シグマックス(東京都新宿区)と共同開発した。
 イノフィスは創業当初の2014年から装着型の作業支援ロボットを開発・上市してきた。現在は腰補助用「マッスルスーツEvery」「マッスルスーツGS-BACK」、上腕補助用「マッスルスーツGS-ARM」をラインナップ。シリーズ累計出荷台数は2万台以上で、外骨格型アシストスーツでは世界一の出荷台数を誇るという(同社調べ)。

2023710日号掲載)