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岩崎電気、水銀灯から代替可能なLEDランプ

光色・明るさの品種拡大

 岩崎電気は、街路灯や防犯灯で採用されてきた水銀ランプの代替品の「LEDioc(レディオック)LEDライトバルブK」のラインアップを拡充した。水銀ランプは2020年末の生産終了に向け、6月末で受注を終了する。
 一般的なHIDランプ同様の全周配光のため丸グローブなどの器具にも適合し、水銀ランプからの代替で既設同等の配光イメージのまま大幅な節電ができる電源ユニット内蔵形のLEDランプ。今回、光源色にナトリウム色(2100K相当)を追加し、昼白色(5000K相当)、電球色(2700K相当)を含め3つの光色から、設置場所の雰囲気に合わせて選択可能。
 水銀ランプ100Wを代替可能な28WE26口金形)に加え、高出力な53W67WE39口金形、垂直点灯専用)を追加した。水銀ランプと同等の明るさを確保しながら70%以上の節電につながるほか、照明器具を変更せずにランプの交換だけでLED化できる。
 「ランプ効率は2倍以上、定格寿命も2倍以上で、電気料金、CO2排出量、ランプ交換費などを軽減できる。照明器具を継続使用することで廃棄物を削減でき、環境負荷軽減にも貢献する」(同社)という。
 広場や駐車場に使用される投光器「エリアライト」用もラインナップ。新設でも幅広く使用できるよう品種を拡大した。
 希望小売価格は67W(垂直点灯専用)66千円、53W(垂直点灯専用)56千円、28W(ユニバーサル点灯)29800円(全て税別)。

2020515日号掲載)