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コンテック、高速低遅延が可能な汎用コンバータ

FA機器への無線導入容易に

 コンテックは、低遅延の無線通信技術「ExpEther無線IPコア」搭載の汎用メディアコンバータをNECと共同開発した。FA機器による電波の反射や減衰が起こりやすい環境でも通信の維持が可能。信頼性を必要とする信号の伝送にも利用できる。
 製造装置のモジュール化、柔軟な工場レイアウトの対応、タイムロスのないクラウド連携などを目的に開発した。複数の電波を使用し、独自の符号化方式を用いることで安定した高速低遅延の通信を可能にした。状態が変化する複数の周波数帯のうち、常に性能が良い無線規格を使用する。
 PROFINETEtherNet/IPCCLink IE Field Basicなど、様々なプロトコルをスルー転送。デジタル信号を無線化するのも特徴で、親機と子機の間で、入力4点、出力4点をVirtual Wire転送可能にした。
 子機・親機、Group ID、子機Noなどのスイッチ設定のみでセットアップが完了。複雑な設定を不要にしながら、高いセキュリティを確保した。対応可能な周囲温度はマイナス20℃+60℃。据え置き、壁付け、DINレールなど、FA環境での取り付け方法に柔軟に対応する。
 NECの門井忠茂デジタルプラットフォーム事業部長によれば、「ミッションクリティカルな機器、例えば工作機械やロボットなどのFA機器への無線導入が容易となる。NECも本製品の取り扱いを予定しており、FA機器に留まらず、次世代社会インフラを構成する様々な機器に展開する」という。

2021110日号掲載)