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ワルタージャパン、寿命5割延長のチップ

新被膜採用で逃げ面摩耗減少

 ワルタージャパンは、新しいコーティング技術を採用した旋削加工用チップ「Tiger—tec Gold」を発売した。工具材種の開発では逃げ面摩耗3060%減を目指し、130回を超えるフィールドテストにおいて平均50%の工具寿命延長を達成した。主な被削材として、引張強度600900Nの一般鉄系ワーク、10001400Nの高張力鋼を挙げている。
 9種類のチップブレーカーをラインナップした。仕上げから中加工、荒加工までカバーする。稠密微細柱状晶MT-TiCNコーティングを施したことで、逃げ面摩耗に対する耐性を持たせながら、特殊な多層構造による弾性の最適化で靭性を高めた。稠密Al2O3層で耐クレーター摩耗性も大幅に向上している。
 コーティングの最外層が明るいゴールド色のため、「摩耗の視認性がきわめて良好」な点も売り。材種は、連続・軽断続切削向けの「WPP10G」、50%の用途をカバーする「WPP20G」、断続切削などが不安定な状況に最適な高靭性材種「WPP30G」の3種類を用意した。

20211125日号掲載)