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プロロジス、つくば市にマルチテナント型物流施設

 プロロジスは、茨城県つくば市にマルチテナント型物流施設を開発する。圏央道と常盤道のクロスポイントに位置する約6万8500平方㍍の敷地を確保。北関東方面への配送に加えて、圏央道を利用して、都心部を経由することなく、東西広域と東日本全域をカバーする。
 「プロロジスパークつくば3」の名称で2023年の竣工を予定している。地上5階建の延床面積約15万6千平方㍍。ダブルランプウェイを備え、大型車両が直接上階にアクセス可能な設計とする。学術・研究都市であるつくば市の立地特性を生かし、施設内で最新技術の実証試験を行うラボ機能、インキュベーションにも寄与するシェアオフィスやスモールオフィスなどの整備を「入居企業や外部機関とも連携しながら検討する予定」という。
 開発地は、つくばエクスプレス線「研究学園」駅から約1.3キロメートルに位置している。雇用の確保、さらに事業継続の観点から浸水や液状化などの災害リスクが少ない点も利点に挙げている。プロロジスは、これまで同市内でZOZOのアパレルECの基幹拠点を開発している。

(2020年9月25日号掲載)