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プロロジス、最小140坪の賃貸が可能な物流スペース提供

最短1週間、翌日から利用可能

 物流不動産の運営・開発を手がけるプロロジス(日本法人:山田御酒社長)は31日、 運営中のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク千葉1」内において、最短1週間から小スペースの賃貸が可能な「プロロジス・フレックススペース」のサービスを開始すると発表した。同スペースは賃貸借期間が1週間から3カ月間の1日単位で、最小143坪からの物流スペースとして提供される。従来とは異なり敷金、光熱水費、原状回復費用などの諸費用を入居企業に課さず、契約プロセスを簡略化することで最速で翌日からの利用を可能とした。
 物流施設内に短期利用が可能なスペースを設けることで、繁忙期の一時的な増床ニーズや閑散期の余剰スペースの転貸ニーズに応える構えだ。フレックススペースは全体で1300坪の広さだが、4区画に分割されており、区画ごとにそれぞれ専用のトラックバースを利用可能。また同スペースの利用企業は、カフェテリアや貸会議室など、プロロジスパーク千葉1の共用施設を利用することもできるという。
 同社は「プロロジスパーク千葉1内における同サービスの提供は202111月末までの予定だが、今後は他施設での展開も検討する」としている。

2021310日号掲載)