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ユキワ精工、グリーンG1チャックを拡充

ユキワ精工(株)

シャンク形状、4タイプに

 ユキワ精工(酒巻弘和社長)は、「速くキレイに削れるecoなホルダ」として2011年の発売以来好評を博している「グリーンG1チャックシリーズ」に、新たにBBT40シャンク・BBT50シャンク・HSK63Aシャンクを追加した。既存のBBT30と併せてシャンク形状は4種類に、コレットサイズはφ1.0φ25に拡充した。税抜標準価格は42300~59700円。初年度販売計画はシリーズ合計で年間1000本。1023日から開催されるメカトロテックジャパンで披露する。
 同社のベストセラー商品である「スーパーG1チャック」と同様に総合芯振れ精度5ミクロン以内を保証している。高い振れ精度で加工できるため工具への負担を大幅に軽減し、工具寿命を延ばすことが可能になる。
 また、ホルダ内部に採用した振動減衰構造により振動を発生しにくくできるため、高速・重切削でもワークの仕上がりが良好であるほか、現状よりも条件を上げた加工にトライできる。高いホルダ剛性により、ミーリング加工時に発生するビビリ音を抑制することも可能。実際に使用したエンドユーザーからは「以前のホルダに比べて加工音が静かになった」「高い振れ精度で加工できるので切削工具の交換時期が安定し、管理しやすくなった」などの声が寄せられている。

20191010日号掲載)