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ESR、名古屋市港区の物流施設竣工

 物流不動産の開発を手がけるESR(東京都港区)は、名古屋市港区に建設していた4階建てマルチテナント型物流施設「ESR名古屋南ディストリビューションセンター2」を1031日に竣工した。延床面積は48844平方㍍で、総投資額は110億円。名古屋市内では3件目の物流施設となる。
 同施設は国道23号の竜宮ICや名古屋高速の笠寺ICに近く、名古屋港飛島ふ頭北コンテナターミナルや中部国際空港など陸海空の主要インフラにアクセスしやすい。特に食品や飲料、ECの名古屋都市圏への配送拠点や、中京工業地帯と名古屋港の中間拠点として強みを持つとする。すべての階で2.5㌧フォークリフトが走行できる床耐荷重を備え、梁下高さや柱ピッチも広く取るなど汎用性と保管効率を高めた。
 代表取締役のスチュアート・ギブソン氏は施設について「ESRの中京圏ネットワークの中でも特に名古屋都市圏配送拠点、名古屋港と愛知県内陸部との中継点 という機能を強化でき、多くの企業様のビジネス発展にお役に⽴てる物流施設であると⾃負している」とコメントした。

(20231125日号掲載)