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ABB、6軸ロボットの保護機能を強化

過酷な環境やクリーンルームに対応

 ABBは昨年発売した6軸産業用ロボット「IRB 1300」の保護機能を強化し、「IP67」「Foundry Plus2」「クリーンルームISO4」の3つのバージョンを追加した。
 IP67版は、高レベルの液体や粉塵のある過酷な環境でも使用できる。電気部品を密閉することで粉塵などの侵入を防ぐ。電子機器製造、自動車、金属加工などのさまざまな環境に対応する。
 金型鋳造、砂型鋳造、鍛造、機械加工などの金属用途での保護機能を強化するために、Foundry Plus2版ではエンドエフェクタにステンレス鋼を採用した。これにより粉塵や金属の破片を洗い流すために液体を塗布した場合に発生する錆を防げるという。早期摩耗を防止することで、ロボットの寿命を延ばし、ダウンタイムや予定外の修理による混乱を最小限に抑えられるのも特長だ。
 クリーンルームISO4版は、耐薬品性に優れた外壁塗装を採用し、細菌を防ぐ洗浄剤を使用しても塗装が劣化しないようにした。ロボットの設計は、バクテリアが形成される可能性のある隙間の数を最小限に抑え、保護のレベルを高めた。粒子フィルタと完全密閉構造により、グリース、オイル、粒子が処理中の製品に接触するのを防ぐ。

2021515日号掲載)