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コラム

Opinion

東京財団政策研究所 主席研究員 柯 隆 (か りゅう)氏

世界の上空を巨大な白い気球が飛んでいる。しかも、それは一つだけでなく、複数の気球があちらこちらで飛んでいる。これらの気球がどこから来たのか。アメリカ政府が関連の情報を公表する前、誰も気球の存在すら知らなかったようだった。アメリカ政府の発表を...

Opinion

神戸大学 経済経営研究所 教授 佐藤 隆広 氏

2023年には中国を抜いて世界の最大人口となる見込みのインド。国連の予測では、インドの人口は2060年代まで拡大が予想されている。 インド経済を研究する神戸大学の佐藤隆広教授は、「市場拡大は間違いないが、インドには独特の難しさがある。機運...

Opinion

愛知大学 国際ビジネスセンター所長 現代中国学部 准教授 阿部 宏忠

中国の「ゼロコロナ」政策は昨年12月に急転換し、事実上終了した。しかし、中国各地で断続的に実施された厳しい行動制限は、経済成長の足かせにもなった。

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扉の先71/ロボットで大物ワークを切削

近年、ロボットアームの先端に刃物を取り付けて切削加工する事例が見られるようになった。マリノプロジェクト(兵庫県神戸市)はおよそ10年前からロボット切削に挑んでいる。6×2㍍のテーブルに載せた大型ワークをKUKA製120㌔グラム可搬の多軸ロボ...

連載

けんかっ早いけど人が好き Vol.43

子どものころは、よく手足にしもやけを作っていた。小学生のころは毛糸の手袋をしていてもいつの間にか手の指がぱんぱんに腫れ、ぐーに握ると指の皮が割けるという痛々しい(というか痛い)状況だったことを覚えている。

識者の目

製造業DX実現のカギ〜第30回

製造業における競争力の源泉は「ものづくり力」"だけ"にあるという前提が絶対ではなくなってきたと感じている。また、製造業の業態が従来のように「企画」「開発」「生産」「販売」と一体となっていない企業も増えてきており、方向性は様々だ。

Voice

BYD 日本商務部統括部長 陳  浩 氏

EV国内販売台数で他国を大きくリードする「EV大国」中国。その中でも圧倒的なシェアを誇るのがBYDだ。中国国内では10年連続でEV販売台数トップをキープ、世界販売台数でもテスラと抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げている。その優位性を揺る...

識者の目

製造業DX実現のカギ〜第29回

視点を「利益をどのように最大化するか」に移して「生産者余剰」と「消費者余剰」という視点で考察してみる。「生産者余剰」とは簡単にいうと生産者がその生産物から得られる収入から、生産を行うために掛けたコストを差し引いたもの。「消費者余剰」とは、消...

連載

けんかっ早いけど人が好き Vol.42

日本国民の平均身長の伸びが止まっているという。17歳男子の身長は、統計を取り始めた1907年には158・8㌢。その後、栄養状態の改善もあり伸び続け、170㌢を超えたのは1982年のこと。しかしそこから40年、ぱたりと伸びが止まり171㌢の壁...

連載

ジダイノベーター Vol.10/再エネ蓄電池の爆発的普及実現へ

2021年3月の設立から約2年で、調達資金額の累計が100億円を突破したパワーエックス。伊藤正裕取締役兼代表執行役社長CEOは「我々が目指すのは自然エネルギーの爆発的普及。資金は、主に工場の設備投資や研究開発、そしてベストな人材を集めること...