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識者の目

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製造業DX実現のカギ〜第30回

製造業における競争力の源泉は「ものづくり力」"だけ"にあるという前提が絶対ではなくなってきたと感じている。また、製造業の業態が従来のように「企画」「開発」「生産」「販売」と一体となっていない企業も増えてきており、方向性は様々だ。

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製造業DX実現のカギ〜第29回

視点を「利益をどのように最大化するか」に移して「生産者余剰」と「消費者余剰」という視点で考察してみる。「生産者余剰」とは簡単にいうと生産者がその生産物から得られる収入から、生産を行うために掛けたコストを差し引いたもの。「消費者余剰」とは、消...

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製造業DX実現のカギ~第28回

かつては長期経営計画などを事細かにしっかり立てて、その進捗を追うのが正しいとされてきた。だが、先が見えない世の中では、長期のビジョンや企業の在り方はしっかり示しつつ、DX実現により変化に対応できる企業体質づくりが必要だと確信している。

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製造業DX実現のカギ~第27回

私はバーチャル上に作りこんだ工場や設備、およびその状態、製品のロケーションや検査データなどの情報を含む「デジタルデータ」を徹底活用し、リアルな工場と連動して、目的に応じた最適な運用を行える工場を「デジタルファクトリー」と呼ばせていただいてい...

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製造業DX実現のカギ~第26回

前号に引き続き、動作シミュレーションについて解説させていただく。PLCとの連動では、「PLCなしでのプログラム検証」ができる。このため、ロボットシミュレーション同様、シミュレーションモデルとプログラムデータのみで、製品仕様違いによる加工差異...

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製造業DX実現のカギ~25

次に「動作シミュレーション」についても解説させていただく。これは、工場や設備、ロボットや人などの3次元モデルを活用し、物理的な干渉や動作を検証することができるシミュレーションツールで、チームクロスFAでは主にシーメンスデジタルインダストリー...

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製造業DX実現のカギ~24

シミュレーションは前回連載の通り、目的によって重みづけを変えることができる。いくら生産量を最大化したいとしても、過剰在庫を抱えるのは適切ではないし、作業人数を減らしたいとしても、欠品を起こしてしまっては本末転倒である。

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製造業DX実現のカギ~第23回

デジタルファクトリー構築の核となる「シミュレーション」。生産性や各種計画など数値シミュレーションを中心とした「生産シミュレーション」と、物理的な検証やロボットや自動装置のプログラミング検証を中心とした「動作シミュレーション」の2つがデジタル...

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製造業DX実現のカギ~第22回

「目指す業務プロセス策定」においては、試作出図に至るまでの「サイバー」と、それ以降の「フィジカル」という視点と、「システムズエンジニアリング」という考え方が重要になってくる。

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製造業DX実現のカギ~第21回

エンジニアリングチェーンにおけるDX化への次のステップとしては「商品化業務改革の目標(KPI)設定」が挙げられる。具体的には、生産準備や原価管理といった量産に至るまでの各業務の前倒し(フロントローディング)を行い、目標設定を行い、それを管理...